地域みらいキャリアは、みらいハイスクール共創校の生徒が参加できるオンラインキャリア探究プログラムです。学校横断で全国の仲間とともに、「はたらくこと」や「自分の将来」について考えることができます。
今回は、地域みらいキャリアのメンターを担当している○○さんに、プログラムの一部を紹介していただきたいと思います。
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<メンター兼ライター紹介>
藤後 めぐ(以下、めーちゃん)
在籍:島根県立大学 地域政策学部
出身高校:広島県立大崎海星高等学校
大崎海星高校在籍時に
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームでの
インターン経験があり、今回も力になれればと思い参加
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皆さん、こんにちは。地域みらいキャリア事務局インターン生のめーちゃんです!この記事では、2024年6月からスタートした「地域みらいキャリア2024」の各コースの様子をご紹介していきたいと思います。
改めて、地域みらいキャリアとは…
高校生が多様なキャリアや進路のロールモデルに出会う3つのプログラム
“これから社会はどう変わっていくんだろう?”
“自分らしく働いて生きていくには、どうすればいい?”
など、これからの学び方・働き方を探究するために、 とことん話せる仲間ができて、相談できる様々な大人と出会える「オンライン探究プログラム」です!
今回は6月から始まった、主に1年生向けの「みらい探究コース」と3年生向けの「総合型選抜ゼミ」について紹介します。
<みらい探究コース>
主に高校1年生向けの「みらい探究コース」では“キャリア”や“今の社会におけるはたらく”をひも解きながら、ロールモデルへのインタビューなどを通して自己理解を深め、未来の自分の生き方/働き方を探究するコースです。ゲストやコーディネーター、キャリアメンター、同級生と対話をしながら、“はたらく”について考えます。最終目標は「仕事図鑑」の制作を通じて、自分自身が実現したい「みらい」「はたらく」を言語化していくことです。
これまでの授業では、特別ゲストのパーソル社員(※1)で、doda編集長の桜井貴史さんからキャリアについての講義や現在、未来の“はたらく”についての授業を受けながら自分自身の“はたらく”について考えました。コーディネーターや同級生とのディスカッションの中では「Society5.0」「リモートワーク」「副業」「転職」等のキーワードがあがり、一人一人が自分自身のキャリアデザインについて言語化を目指していました。「文理選択から、“はたらく”の世界ははじまっている」という桜井さんからの言葉には、文理選択時期の生徒には驚きを隠せない様子でした。改めて、どんな分野に興味があるか、何を目指したいのかなど、自分のこれからを見直す機会になったと思います。
※1:パーソルはみらいハイスクール構想の協力企業
夏休み以降は、仕事図鑑の制作を進めていきます。「仕事図鑑」とは、高校生が「働く」という切り口から仕事人の暮らしや生き方についてインタビューしまとめた冊子のことです。高校生一人一人がどのような職種の人にインタビューをし、自分の言葉を添えるのかがとても楽しみです。図鑑の完成が今から待ち遠しいですね。
<総合型選抜ゼミ>
高校3年生向けの「総合型選抜ゼミ」では高校3年間の活動を振り返って整理し、自分だけの探究テーマと活動の社会的意義を言葉にして磨いていきます。主に難関大学の総合型選抜入試に挑戦したい人向けのプログラムです。
総合型選抜入試を経験した現役大学生ゲストを迎え、「自分のこと」を言葉にする力を身につけます。高校3年間を振り返り、頑張ったこと、挫折したこと、楽しかったこと、悲しかったことを振り返ります。その中で大学の志望理由、やりたいことを埋めていきます。「明確化」「言語化」がキーワードになっている中「じゃあどうしたら言語化できるのか?」ノウハウを教えてもらい実践して自分の方法を見つけていっています。
仲間との対話の中で「私、その分野も興味あるかも」や「自分にはない視点だった」等お互いに刺激をもらい視野が広がっている様子でした。限られた時間の中で、自分なりに探究し、総合型選抜に向けて全速力で駆け抜けています。
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今回の記事では、高校1年生と3年生について書いていきましたが、次回は8月から開始している主に高校2年生向けの「まなび探究コース」についてご紹介していきたいと思います。
ぜひ、記事をご覧になられた皆さんも、高校生の活動を見守っていただけると幸いです。私たちも、高校生の挑戦を可能な限り全力でサポートしていきます!