遊佐町(山形県立遊佐高等学校)とえびの市(宮崎県立飯野高等学校)の協働による「万博国際交流プログラム」は、アンタナナリボでの現地交流プログラムを無事に終了しました。計10名の交流団は、マダガスカルの大学や中等教育学校を訪問し、多くの現地学生や教員と実りある交流を行いました。
<現地での主な活動内容>
アンタナナリボ大学での文化交流会(日本のソーラン節披露など)
ナニサナ高校・ジュールフェリー高校の訪問と現地生徒との対話型ワークショップ現地学生の自宅訪問と生活体験
マダガスカルの文化・自然遺産(Lemurs ParkやRovan’Ambohimanga)の見学
交流団メンバーは、事前に実施したオンライン交流会や研修を活かし、現地での対話を通じてお互いの文化や価値観への理解を深めることができました。また、Farewell Partyでは現地生徒と日本の高校生が共に料理や歌を楽しみ、笑顔と友情で溢れる時間を過ごしました。
<プロジェクトの意義と今後の展望>
今回の交流を通じて、マダガスカルの生徒たちが日本への関心をさらに高め、日本語学習への意欲を持つ姿が多く見られました。一方で、日本の高校生も異文化理解やグローバルな視点を養う貴重な経験を得ることができました。将来的には、マダガスカルの学生が日本に留学するための具体的な支援やプログラムの整備を進めることを目指します。これにより、マダガスカルと日本の地域間で新しい人材の流れを創出し、両国にとって持続可能な国際交流のモデルを確立することを目標としています。
みらいハイスクール事務局・森泰紀のコメント
「今回のプログラムを通じて、現地の生徒たちが非常にポジティブな姿勢で日本との交流に参加してくれたことが印象的でした。これをきっかけに、さらなる相互理解を深め、将来的には両国の若者が共に学び合う場を提供していきたいと思っています。」
本プロジェクトは、地域と世界を繋ぐ新たな試みとして、これからも発展を続けていきます。次の交流プログラムにもぜひご期待ください!