11/23(土・祝)〜11/24(日)に東京・品川にある東武トップツアーズのイノベーションオフィスにて、みらいハイスクール共創校合宿が開催されました!
全国各地から校長先生・教頭先生・魅力化担当の先生・地域や学校に所属するコーディネーターの方々など、総勢27名が集まり、これまでみらいハイスクール共創校としてやってきたことを振り返り、来期のみらいハイスクールで具体的に取り組むことについてディスカッション&アイディアソンが行われました。
パワフルな大人が集まるとどんな化学反応が生まれたのか。
<Day1>
14:00【合宿スタート】
共創校同士といえども、初めましての人が多いので、ちょっと堅い雰囲気ですね。
14:05【個人を知る】
まずは参加者同士を知るためのトークフォークダンス。二重の円をつくり、ペアでテーマについてお互いに語ります。参加者の好きなもの、こうしたいという思い、他地域や企業と共創したいことなどを真剣に話しながら、笑顔も見られてきました。
時間が進むにつれて雰囲気が和やかになってきました。
トークテーマ一覧
・好きな食べ物
・部活動(習い事)の思い出を漢字一文字で表すと?理由も!
・自分の学校・地域にあったらいい〇〇
・地域みらい留学によって起こったプチ変化
・もし自分の学校・地域に1000万円あったら何に使う?
・〇〇な企業と組んでやってみたい〇〇!
14:25【みらいハイスクールを知る】
みらいハイスクールについて、弊財団代表の岩本悠からの説明。
合宿参加者の皆さんも、今年度実施の地域みらいキャリア、地域みらい旅、経済産業省「未来の教室実証」事業などの取組について、参加した生徒の皆さんの感想や写真を見ながら、生徒の「こう変わった!」「こういう行動に移していた!」といった参加後の変化について話が交わされていました。
16:50【みらいハイスクール共創校を知る】
参加者の皆さんによる各々の学校について発表。
「どのような地域にあるどのような学校なのか。」
「特色のある取組は何か。」
「課題・困りごとは何か。」
「他の地域・共創校と取り組んでみたいこと」について改めて知ることも多く、「今年度はこういう取組をしているので来年度は〇〇なことに挑戦していくので、一緒に取り組みたい学校がいたらぜひ一緒にやりましょう!」といった宣言もあり、さすが共創校の方々、エネルギーに溢れていました!
16:50【アイディアソン① アイディア出し】
5チームに分かれ、「オンライン・デジタル活用」「越境活動」「活動リソースの確保」などをテーマに対話。
みらいハイスクール共創校の課題や共創校同士で実現してみたいことに対してアイディア出しをしていきます。
17:45【チェックアウト】
明日の流れを確認し、3人1組チェックアウトとして「今日の学び」を共有しました。
<Day2>
9:00【チェックイン】
本日の流れの確認・4人1組チェックイン
今日知りたいこと・思っていることなどを共有して、Day2がスタートしました。
9:15【アイディアソン② 序破急まとめ】
Day1から話し合ってきたことを序・破・急のスライドにまとめていきます。
<序・破・急のスライドに書くこと>
序:今感じている課題
破:どんな話合いがあり、どのような方策を考えたか。
急:どんなことをするか。 こういったアクションをしていく。
11:00【発表】
MHS共創校として取り組みたいこと&これからのアクション発表。
出てきたアクションは、探究のテーマが同じ共創校の生徒同士で行う「探究練習試合」、共創校同士で日常的に連絡が取れる仕組み「MHSクラスルーム」、はじめの一歩のアクションとして生徒代表の交流会「生徒会交流」や、総合的な探究の授業や教科同士の切磋琢磨としての「オンライン授業参観」、各地域での農作物の収穫や除雪作業など一時的な人手がほしいときに活用する「高校生インターン越境」、何も指示されない時間として参加者だけで作り上げる「廃校ツアー」、地域の特産物・共創校の開発商品を一堂に会した「フードフェス」、スポーツやアクティビティを対面やオンラインで開催する「みらい杯」、大学生に地域を知ってインターンや体験活動をしてもらう「大学生みら旅」などなどどれもわくわくするような話ばかりでした!
また、アイディアを出して終わり、ではなく、「来年のこの時期には〇〇を合同で実施していきます。参加したい地域・学校は、一生にやりましょう!」といった宣言も出ました。来年度のみらいハイスクール共創校の活動に注目です!!
12:15【チェックアウト】
どんな世界を実現したいか、個人の明日からのアクションについて一言チェックアウト。
「とにかく刺激を受けた2日間だった。自分では考えられないこと・課題に思っていたことも、他校・他地域と話すことによって、解決の方向性が見えてきた。ここで得た話を学校でも共有する。」
「明日の職員会議で、楽しい合宿を体験してきたということを伝えて、参加したいと思う教職員を増やしていきたい。」
「教職員がどのようにリソースを獲得していくか、という視座を手に入れることで、学校としてできることが増えるし、リソース獲得に向けて地域と協働していくことの大切さを改めて感じたので、行政との会議で話してくる。」
などみらいハイスクール共創校が会したからこそ生まれた気付きだったのではないでしょうか。
参加者全員で集合写真
今後のみらいハイスクール共創校の活動もぜひチェックしてください!
合宿運営責任者:地域・教育魅力化プラットフォーム 高田奈々のコメント
みらいハイスクール共創校の方々は、日頃から教員も管理職もコーディネーターも行政担当者も一緒になって、その地域と学校を盛り上げていきたい・より良くしていきたいと奮闘されています。合宿のように一堂に会することで、個々の力がかけ算になり、新たな気付きやイノベーションが生まれていくと感じました。この合宿をきっかけにスタートするみらいハイスクール共創校同士の「共創アクション」を楽しみにしながら、今後もプラットフォームとしての場づくりをサポートしていきたいと思います。
(編集:地域・教育魅力化プラットフォーム 高田奈々・小谷祐介)
▶みらいハイスクール共創校合宿ダイジェストムービーはこちら
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